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AMATEUR RADIO STATION

コネクターDATA

同軸長の調整にはコネクターの組み立てはつきものです。

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主に無線通信・計測機器に古くから使われているコネクタ。特性インピーダンスが規定されていないため安価であり、VHF帯以下の周波数で用いられるが、パーソナル無線用としてインピーダンスが50Ωのものもある。自動車用アンテナの基台に多く用いられている。ハムショップ(アマチュア無線機販売店)などでは、フォネティック・コードを用いてマイク (Mike) コネクタと呼ぶことがある(マイクロフォン用コネクタとの混同に注意 こちらは「マイクプラグ」「―ジャック」と呼ばれる)。300MHz以上の伝送には不向きである。ただし、コストと性能のバランスからアマチュア無線では、DC〜430MHzまで多用されている。


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主に無線通信・計測機器に用いられているコネクタ。周波数特性が良く、主にUHF帯に用いられている。1940年代に米ベル研究所のポール・ネイル(Paul Neill)によって発明された。ハムショップなどでは、フォネティック・コードを用いてナンシー (Nancy) コネクタと呼ぶことがある。特性インピーダンスが50Ωのものが標準であるが、75Ωの物もありコンタクトピンの径が50Ωの物より細い。NTT仕様のものはS型コネクタと呼ばれる。基地局用途などにトルクレンチでの締結を可能にしたものもある。軍事的な用途を想定して1GHzまでの電気信号を伝送することができるように当初設計された。現在は、適用周波数上限は製品により異なるが、〜18GHzまでを想定している。


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BNCコネクタのロック機構をネジ式にしたものである。N形コネクタよりも小型で、SMAコネクタよりも取り扱いが容易であるため、自動車電話用無線機のアンテナの接続などに用いられている。


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テレビの受信用に用いられるコネクタ。特性インピーダンスは75Ωである。ネジ式のものとそうでないものが存在し、ネジ式のものをF型コネクタ、そうでないものをストレートプラグ・クイックプラグなどと区別する場合がある。


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SMAコネクタ
主にマイクロ波の無線通信機器に古くから使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は製品により異なるが、〜18GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。「Sub Miniature Type A」の略。


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SMBコネクタ
主に基板上など機内に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。「Sub Miniature Type B」の略。ねじではなく押し込むことによりロックされる機構をもつ。


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SMCコネクタ
主に基板上など機内に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。「Sub Miniature Type C」の略。ねじで勘合される。


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APC3.5コネクタ
主にマイクロ波の無線通信機器に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は〜26.5GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。SMAに似ているがコネクタ部に白色の誘電体が見えないことで区別できる。寸法精度が異なるためSMAコネクタと接続すると損傷を受けることがある。


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APC2.92(Kコネクタ)
主にミリ波の無線通信機器に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は〜46GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。


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APC2.4コネクタ
主にミリ波の無線通信機器に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は〜50GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。


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APC1.85コネクタ(Vコネクタ)
主にマイクロ波の無線通信機器に古くから使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は製品により異なるが、〜18GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。「Sub Miniature Type A」の略。


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W1コネクタ
主にミリ波の無線通信機器に使われているコネクタ。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は〜110GHzまでを想定している。締結には専用のトルクレンチが用いられる。


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SMPコネクタ
主に通信機器や基板間接続に使われているコネクタ。高周波かつ省スペースを要する用途に使用される。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は製品により異なるが、上限は〜40GHzまでを想定している。ねじではなく押し込むことによりロックされるプッシュオンロック機構をもつ。


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SMPMコネクタ
主に通信機器や基板間接続に使われているコネクタ。ミリ波かつ省スペースな用途に使用される。特性インピーダンスは50Ωである。適用周波数上限は製品により異なるが、上限は〜65GHzまでを想定している。ねじではなく押し込むことによりロックされるプッシュオンロック機構をもつ。


高周波コネクターの歴史特徴

こちらはPDFファイルです。
コネクターの選定の際参考にしてみて下さい。

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